
精神面でのユニバーサル・バリアフリーについて
これまで様々なユニバーサルデザインを紹介してきましたが、真に平等な社会を作るためには物質面だけの改良では不十分です。
私たち一人一人が考え方を変えていかなければなりません。例えば、点字ブロックがいかに様々な人を考慮したデザインになっていても、
そこに障害物を置いたりすれば、目が不自由な人々がその障害物にぶつかり怪我を負う危険があります。
私たちが様々な人たちを受け入れ共存できる社会にするために、次のようなことをすべきです。
1. 白杖をかかげている人やヘルプマークをつけている人、他にも困っている人がいたら声をかけ、お手伝いをしてあげましょう。
2. 盲導犬や補助犬に触ったり、目を見つめたりするのはやめましょう。補助犬の気が散って視覚障害者の自由な移動を妨げます。
3. 優先席だけでなくほかの場所の席も高齢者や妊娠中の方、障害者の人たちに譲ってあげましょう。
4. 車いすマークの駐車場に自転車などを置かないようにしましょう。